先日、師匠にこんな質問をした。
「私って、説明が下手なんです」
「何度も娘にも指摘されるんです」
師匠からは
「それは、人の気持ちが分からないからだよ」
と。
つまり、
『人の気持ちを考えてない』
という事。
心当たりがある...
言い方がキツイ
デリカシーが無い
家族から指摘される事がよくある。
今までここに気付かされる経験を何度もしてきた。
でも、心の中で
「だって、私は正しい事を伝えているもん」
こう言って自分を正当化してきた。
私の言葉で傷ついた生徒が沢山いるはず。
でも生徒の中には、私の指導に対して、
「ここでバレエを学べて良かったです」
そう言って卒業していった生徒もいた。
だから、
自分の指導は間違ってない。
全ての人が私と合う訳ではないから、いいんだ。
そう思っていた。
そして、生徒が止める時は家庭内で色々ある時と重なっている場合が多いので、
『自分のせいではない』
と正当化してきた。
もし、人の気持ちが分かる人間であったなら、生徒の気持ちに寄り添った指導をもっと出来ていたに違いない。
もっと優しい言葉を掛けてあげられたはず。
私とのレッスンを、楽しく続けてくれた生徒たちには、本当に感謝でしかない。
そして親御さんにも。
こんな未熟な指導者についてきてくれてありがとう！
と言いたい。
師匠から学べば学ぶ程、自分の未熟さを痛感する。
まだしばらくは、今いる生徒とのレッスンが続く。
指導者としての時間は、残り少ないと思うけど、今日からは生徒の気持ちを考えて言葉を選んで指導して行こうと思う。
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