バレリーナから株トレーダーママへ

家族の絆、本当の幸せを手に入れるために、40年以上続けてきたバレエの世界から、株トレードの世界へ飛び込んだママの日記

【決めつけ】はダメ

高校3年生の生徒が、
今日のレッスンを最後に
〈卒業〉しました。


私のところは地方の田舎なので、
多くの生徒は高校卒業と同時に
都会の大学や専門学校に進学します。
大学や専門学校に通いながらバレエを続ける生徒は稀なので
私の中で
「生徒を育てる • 指導する」
というのは高校卒業まで
という感覚です。

なのであえてバレエを
〈やめる〉
という言葉を使わずに
〈卒業〉
という言葉を選んでいます。

 


この生徒は小学1年生でバレエを始めました。
小学生、中学生の頃は
動きの順番を覚えるのが得意ではなく
むしろ苦手な子でした。

音楽に動きを合わせるのも苦手

みんなと一緒だとかろうじて合うけど
一人で踊ると音楽からズレてしまう


どちらかと言うと
手のかかる生徒でした。

 

 

でも、株の師匠と出会って
私自身の
ものの見方
考え方
が変化したので
この生徒もどんどん変わっていったんです。


順番も覚えられるようになり

音楽からズレる事もなくなり

一人で踊っても順番を間違う事もなくなり

今まで苦手だったピルエットが回れるようになり

とても音楽的に踊れるようになったんです!


「音楽的」ってどういう事か説明すると
身体全体からエネルギーが出て、音楽を楽しみながら踊ってるってのが観客に伝わる...
頑張って踊ってる感が無い...
みたいな感じです。
(伝わってるかな😓)

 

私の思考がはっきりと変化し始めたのが2021年
この生徒がちょうど高校1年生の時です。


高校生になり
精神的に自立し始めた時と
私の思考の変化が
この生徒にドンピシャで
ハマったんだと思います。

 

 

最後のレッスンの後
この生徒から手紙をもらいました。

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中学生の時、親や学校の先生に沢山否定され続け、自分を出すことをやめて、バレエも何もかも楽しくなかった私に、今の私に変えるきっかけをくれたのは先生だけでした。

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私もこの生徒を中学生までは
【物覚えの悪い生徒】
というレッテルを貼っていました。


でも、大人の私が子供(生徒)の気持ちを理解しようとしたので
生徒が勝手に変わっていったんです。


大人が子供の気持ちを
理解してあげれば

子供は勝手に上達するし

自分の好きな事を見つけられるし

やりたい事をどんどんやる

そういう子になっていくんだと
この生徒を通して学びました。

 

【決めつけ】をやめ
【相手を理解しようとする】
ここが大事。


子育てと同じだ〜!

 

 

 

 

 

 

 

 

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