バレリーナから株トレーダーママへ

家族の絆、本当の幸せを手に入れるために、40年以上続けてきたバレエの世界から、株トレードの世界へ飛び込んだママの日記。バレエ留学、コンクールなどの他に、バレエに関するお悩みやご相談がありましたら承っております。

仏様になれって...

もう、4年も前の事なので詳しくは思い出せませんが、医師からの言葉に、嬉しさと安心感で涙が溢れたのを覚えています。


大阪の病院では専門の機械を使って血圧等の測定が行われ、娘はカウンセリングもありました。

私はビデオを見ながら、病気の基礎知識を学びました。

全ての検査やカウンセリングが終わり、医師から
症状について
今後の学校生活について
今後の治療について
の話がありました。

 


結論から言うと
重症なら、そもそも大阪まで検査に来れていない。

軽症なので治療薬等も必要なし。

水分をしっかり摂ること。

軽い運動をすること。

この運動も何ができるのかを医師と相談して決めたので、あとは娘が頑張って継続すること。

 

以上でした。

 

 

 

そして、私にとってとても重要だったのは、学校生活についての話でした。


中3の娘は、思考能力が高く大学生レベルである。

今の段階では、学校生活で話のレベルが合う人はなかなかいない。

でも、高校2〜3年生位になってくると、周囲の子たちの思考が追い付いてくるので、そうなってくるとやっと話が合うようになってくる。

きっと今は大学生とか大人と話す方が楽である。

本の学校は軍隊教育だから、無理に行かせると、娘のいい所を全て潰されてしまう可能性がある。

なので無理に行かせる必要はない。

もし、大学に行きたいと思うようになったら、予備校にでも通って高卒認定を受ければいい。

こう、言われました。

 

 


あ〜〜娘が他の子どもたちと話が合わない、楽しめないのはそういう事だったんだ。

無理に学校に行かせなくていいんだ。

娘がダメなんじゃなくて
「日本の学校教育」
が娘に合っていないだけなんだ。

 

 


涙が止まりませんでした。

 

 


医師からは
「お母さんがすることは毎日笑顔でいることですね。」
と言われました。

笑顔...
私の一番苦手な事。

「お子さん3人いらっしゃって、3人とも起立性調整障害の方がいます。その方は毎日笑顔でいらして、もう仏様みたいな方ですよ。」

仏様かぁ...

 

 

仏様になれるかどうか分からないけど、毎日笑顔でいられるように頑張ろう。
そう思いました。

 


帰りの新幹線は安心感で満たされ、娘と2人笑顔で帰宅しました。

 

そしてこの日以降、私は学校に行かせようとするのを止め、病気探しも終わりました。

 

 

 


ただ、この時点ではまだ
「日本の学校は軍隊教育である」
という本質的なものは理解しておらず、その後、株の師匠との出会いによって初めて本質的な部分を理解出来るようになります。

 

 

 

 

 

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